UE4初心者が頑張ってるブログ

Unreal Engine4を使用した開発メモ、及びそれに関連することについて不定期に書いています。

UE4 TargetPointを使用してワープ処理を実装する

TargetPointはスポーン座標の指定などでよく使用されるものです。

座標だけでなく、回転、スケールも取得することも可能です。

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(このArrowって昔からついてたっけ?)

 

api.unrealengine.com

 

このTargetPointを使用してプレイヤーを

指定した座標、向きでワープさせる処理を実装したいと思います。

 

今回はUE4 4.20.3を使用します。

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準備

まずはプロジェクトを作成しましょう。

なんとなくThirdPersonテンプレートで作成します。

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作成しました。

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TargetPointを配置する

モードタブからTargetPointをD&Dで配置します。

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7つほど配置しました。

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BPを編集する

ThirdPersonBP/Blueprintsの

ThirdPersonCharacterを開きます。

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変数を2つ作成します。

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TargetPoint

・TargetPoint型(配列)

インスタンス編集可能

CurrentTargetPoint

・Integer型

 

レベルに配置してあるThirdPersonCharacterを選択し、

TargetPoint変数に配置してあるTargetPointを割り当てます。

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再びブループリントに戻り、

このような処理を組みます。

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Pキーが押された際に現在の配列の長さと

別に保存している番号を比べます。

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番号が配列の最大数より小さければ、次の要素へ。

大きければ0に戻します。

その後ワープ処理を書きます。

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確認する

配列に指定した順番にワープしていると思います。

 

おまけ

 配列を手作業で指定したくない場合や、

ある程度TargetPointの使用方法が固定されている場合は、

BeginPlayにこのような処理を書くと色々楽です。

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