UE4 Grayちゃんのボイスデータの調整をしました
Grayちゃんは良い!!
先日、GrayちゃんボイスVol.1、Vol.2の.wavデータを編集させていただきました。
セリフ自体の変更などはありませんが、
UE4上で扱いやすくできるようにしました。
今回はどの辺をどのように変更したのかを、
細かく書いて行こうと思います。
あくまで趣味でやっていることなので、
私の勘違いなどがある可能性がありますがご了承ください。
使用ソフト
http://old.audacityteam.org/download/?lang=ja
機能も(それなりに)多くて使いやすいんですが、
バッチ処理がとても使いにくいです。
結局(88ファイル)全て手作業で編集しました。
有償の波形編集ソフトを購入しようかと悩んでます。
容量
結論から言うと結構軽くなりました。
GrayちゃんボイスVol.1から見ていきます。
Grayちゃんボイス Vol.1が公開中 - Grayちゃん OFFICIAL WEBSITE
52種の.wavファイルが収録されており、
元々のサイズは8.79MBでした。
編集後は4.85MBまで容量を下げられました。
次にGrayちゃんボイスVol.2です。
Grayちゃんボイス Vol.2が公開中 - Grayちゃん OFFICIAL WEBSITE
通常のボイス24種とシステムボイス11種の
計35種の.wavファイルが収録されています。
元々の容量は6.81MBで
編集後は4.21MBになりました。
ブランク
左のブランクは可能な限り切り詰めました。
これを
こんな感じに
こうすることでした際に、
ボイスが流れ始めるまでに時間がかかるという問題が解決できました。
右ブランクは音が止んでから0.3秒ほど、空白を残しています。
個人的な趣向と言ったらそれまでなんですが、
再生が終了してプツッと音が切れるのを防いだり、
.wavに直接リバーブなどの処理をかけるときに面倒なことにならないようにしてます。
クリックノイズの修正
音声を切り分ける際に入り込んだのだと思いますが、
クリックノイズがありましたので修正しました。
ノーマライズ
Grayちゃんボイスは全体的に音量が小さいです。
ゲインなどで上げても良かったのですが、
今回はノーマライズの処理で調節を行いました。
変更していない箇所
・セリフ
コレに関しては加工ではどうしようもないのでVol.3を期待しましょう。
・周波数、bit数
44100Hz、16bitで変更していません。
元のデータより密度を上げても音質は上がらない上に、
容量も大きくなるので今回は変更しませんでした。
・ファイル名
特に変更する必要が無かったので変更しませんでした。
・チャンネル数
全て1つ(モノラル)のファイルです。
UE4で使用する
再生に関しては(多分)問題ないと思います。
音量が少し大きくしたい、速度を遅くしたいなどはUE4側で
ある程度制御できるのでお試しあれ。
みんなでGrayちゃんを使おう。